お待たせしました。続いて伸身前宙のHowToです。
でも、GARAが前方系を飛び始めた当時(2002年くらい)は、
誰も素マットで伸身前宙を飛んでいる人がいなくて、さびしかった。
今は、こうして前方系をいろいろ飛んでみようと言う仲間ができて嬉しいです。
さぁ、一緒に前方系の世界に飛び込みましょう!!
やっぱり、前方系の基本の組み合わせは、転回前宙です。
後方系に例えるなら、単独のスタン宙では、あまり技のバリエーションがありませんが、
ロンダートから後方宙返りに連続できるようになると、伸身宙返りや、ひねりが視野に入ってきますよね。
前方系も同じです!!
簡単に言うと「単発の前宙=スタン宙」と言う感じでしょうか。
でもって「転回前宙 = ロンダート後方宙返り」って感じになります。
この「転回⇒伸身前宙」は「転回⇒抱え込み前宙」の発展系ですけど、
この連続は、前方伸身宙返り半ひねりや、1回ひねりの基礎になるので、
是非、頑張って挑戦してみてください!!
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連続写真 ⇒ 動画 | コメント(解説) |
「前転とび」からの跳ね起きです。 このあとに続く、伸身前宙には、当然「抱え込み」以上の回転力がないと、宙返りを回り切ることはできないので、よりスピードの乗った前転とびと、積極的な跳ね起き(腹筋の締め)が必要となります。 思わず、「んっ!!」っと、声にならない声(?)がもれてしまうくらい、一気に腹筋を締めましょう!! |
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もちろん、腕の振りも積極的に行ってください。 |
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そして、上体が足の上を通過したら、手の振りに合わせて、マットを蹴ります。 しかし、蹴り足が割れてて、見苦しいですね。 |
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ここで、回転のきっかけを得るために、一瞬、屈身姿勢になります。 | |
そして、ここから、できるだけ足先を伸ばして、カカト側から上方へ、下半身を振り上げます。 | |
視線をマットに落とし、上体はそれ以上回転させようとせず、下半身(と言うか、つま先)が上がってくるのを待ちます。 まぁ、この感覚は飛んでいるGARA本人の主観なので、第3者が見ると違う意見も出てきそうですが…。 |
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そして、「ここを軸に回れ!!」とばかりに、両腕を左右に開いて、宙返りの軸を作ります。 | |
さらに足先が上にあがり、体が反り切ったので、上半身も回転を始めますが、視線はマットの同じ箇所(真下かな?)を見つづけます。 | |
下半身に引っ張られ、さらに上半身が回転しますが、マットの同じ箇所を見つづけるかのように、頭は後屈しています。 | |
いよいよ宙返りも後半に入り、視線はマットを離れますが、着地まで、このままの反った体勢を保ちつづけます。 | |
最後まで、回転力を失わないように、足先へ力を入れつづけます。 | |
そして、着地の寸前、衝撃を和らげるために、ひざ下の力を抜き、着地の衝撃に備えます。 | |
そして、マットに着地、ひざを使って、衝撃を和らげます。 | |
最後に… みなさんも、伸身前宙に挑戦するときは、着地地点にエバーマットを敷いて、ケガのないように練習しましょう!!! |
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動画はこちら!! | コメント(解説) |
コメント (3)
ありがとうです。
やっぱ転回でいかに反って前宙のエネルギーにするか!
って感じですねー。
横にタンブリングバーンがあるのに、素マットで飛んでいるGARAさんを尊敬!
バク転、転回、宙返り、どれもそうですけど、上手い人は、回転が早いですよね。
蹴りとお腹の締めが大切なのかしら?
やっている時は気付かないけど、後から動画をみると自分の動きがまるで
スローモーションに見える時が・・・
腹筋/背筋鍛えて、私も伸身頑張りたい!!
⇒thGIさん
やはり腰の前後の反りは、積極的に動かさないとダメみたいです。
①転回の後半では、背筋MAX!!、腹筋は脱力で、思い切り反って
②前宙の前半では、背筋を脱力、腹筋を締めて、屈身姿勢で入り、
③前宙の後半では、再び、背筋MAX!!、腹筋は脱力で回転力を得る
って感じでしょうか。
⇒Sayaさん
ははは、タンブリングバーンは将来のある子供たちに譲って、
先の短いオジサンは、素マットで頑張るってコトで(笑)
あと、技のスピードですけど、やはりどの技でも、
「その技を実施するための最低速度」があると思うんですよ。
どんなに正しいフォームで飛んでも、ある程度のスピードは必要ですもんね。
伸身前宙を成功させるための最低速度は、抱え込み前宙より早いってことです。
伸身前宙の練習の前段階として、「転回⇒抱え込み前宙」が普通にできるようになったら、
「転回⇒前宙⇒走らないと立っていられないくらい前傾姿勢で着地」を練習すると良いかも?
いろいろ工夫してみてください。
ではまた!!