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転回は奥が深いぞ

先日の江戸川体育館では、エアーマットなど練習設備が充実していたので、
転回から、伸身前宙1回半ひねりを飛んでみました。

しかし、自分でも何回も言っていますが、やっぱり
ポイントは転回ですね!!

増してや、素マットで成功させようとすると、床のバネがないだけに
転回を研ぎ澄まさないと厳しい。

で、頑張ってきました。


で、江戸川体育館で飛んだ、1回半ひねりは、こんな感じです。

転回⇒伸身前宙1回半ひねり



なんか、エアーマットに頼りすぎてて、転回に覇気が感じられない!!
ダラ~っと転回していますね。そんなんで成功するワケがない。
もっと気合を入れて飛べ!!

ってことで、次も頑張ってみました。



これもダメですね。
転回の着手は、腕がハの字にひらいて、ゆるんでるし
腰も前後の反りが甘いし…

もっと転回を研ぎ澄ませないと!!

で、いろいろ試行錯誤してみました。

と、江戸川ではエアーマットなど、介護器具の力を借りて飛んでいましたが、
先日は、巣鴨体育館の素マットで、同じ技に挑戦してきました。

なお、巣鴨体育館は基本的に撮影禁止のため、自分の感覚だけを頼りに試行錯誤してきました。
動画もなく、自分の中での試行錯誤を文章にしただけですので、
きっと面白くありません!!
ご了解の上、お読みください(笑)


そもそも、1回半をひねり切れないのは
前方系のひねりが下手という理由もありますが、
とりあえずエバーに寝てもよいので、1回半ひねり切って
伏臥体勢での着地を目指して練習してきました。

で、数本飛んでみた感覚では、やはり転回のできによって、
「全然、ダメだ~」っていう時と、
「お、もう少しでイケるかも!?」という時に分かれると言うこと。

とは言え、良い転回のコツを掴んでおらず、くじ引き状態なので、このまま漫然と飛び続けても
いったい、いつできるようになるのやら!!

残り少ないGARAの体操人生を有効活用するためにも、
ない頭を絞って、理屈を考えながら練習してみるコトにする。

で、思うのだが、転回から前宙に連続する場合、転回後に体が起き過ぎているのも、
逆に悪いように感じる。

かと言って転回のスピードを控え目にすると、その後の前宙の滞空時間が足りなくなる。
豪速球を投げつつも、コントロールする必要がある
と言う難しさを感じます。

で、転回のパラメータをいろいろ変えて試行錯誤してみた。


【転回の試行錯誤その1】

【着手位置】 ちょっとだけ遠くにしてみた。転回に浮きがでるかな?
【踏み込み】 着手位置に合わせて、少し深めに
【前宙連続】 突っ込み過ぎず、軽く胸を含む感じでジャンプ

【結果その1】
転回の浮きは出たんですが、体が起きてこなくて、
「転回の着地から、前宙で足が床を離れるまで」の時間が長すぎる連続になってしまった。

転回⇒前宙がうまく行くと、転回着地で、床を爪先で一瞬蹴るだけで、すぐに前宙に連続できた印象がある。 
もう少し体が起きていれば、転回着地後、滞ることなく前宙に連続できるような気がする。


【転回の試行錯誤その2】

【着手位置】 もう少し(1cmくらい)手前に着手、肘と肩を締めて立体的な転回をイメージして
【踏み込み】 着手位置に合わせて、1センチくらい踏み込みを浅くしてみる。
もっと積極的に足を振上げて前後開脚し、着地直前までに一気に足を閉じる動作を豪速球で

【結果その2】
今度は体が起き過ぎてしまって、前に突っ込み過ぎ、逆に前宙が低くなってしまった。
下半身の動きは悪くなさそうだけど、上半身を早く起こし過ぎてしまったような気がする。


【転回の試行錯誤その3】

【着手位置】 転回の回転力は悪くないので、このまま1センチ手前着手をキープしてみる
【踏み込み】 着手位置に合わせて、こちらも1センチ手前をキープ、振り上げも積極的に
【腰の動き】 床に着手したまま下半身をしっかり背中側に送って、腰の反りをキープして力を溜める(腰、硬いけど…笑)、上半身を起こすタイミングは着地してからではなく少し早めて、前後開脚の足が閉じて着地寸前に開始してみる。⇒これで蹴りと反りのタイミングが合うかな?

【結果その3】
転回の回転力アップと、前後の腰の反りを意識することで、上半身の「起き」を加速できた。
この勢いでウマく蹴れれば、宙返りの滞空時間が伸びて、ひねり切れるかも知れない。

ただ何か別の要因で、宙返りの滞空時間が左右されてしまうように感じる。
自分が気が付いていないポイントがあるようだが、
それが何かわからない!!


【総括?】
単発の転回と違って、浮かすと言うより低くても鋭い回転力を重視した方が良いように感じる。
イメージ的にはテンポ宙の前方版みたいなムチ打つような感じか?

なので、着手は1cm手前でKeepしてみようと思う。
踏み込みはどうしようかな。飛びながら調整ですね。

腰の前後の反りは、意識して可動域を使い切るように大きく動かした方が良いみたい。
ただし上体を起こすタイミングが遅れると、前宙への連続が滞るので要注意。


いや~転回って、本当に奥が深いですね。
今度は撮影OKの体育館で、じっくり練習してきます。
ではまた!! (^0^)/

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コメント (2)

シルフ: 2010年07月06日 10:46

> 転回後に体が起き過ぎている

起き過ぎてみたいです・・・

えええ、シルフさんも良い転回を飛んでるじゃないですか!!
あとは微調整ですよ、微調整!!

でも、その微調整が難しいんですよね。
一緒に、がんばりましょ~

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2010年07月05日 23:07に投稿されたエントリーのページです。

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